補完医療とは何か

 「補完医療」というのは、簡単に言えば「現行の医療を補うもの」になります。
例えば、がんの三大療法である「手術療法=がん細胞をふくむ組織を手術でとりのぞく」、「放射線療法=がん細胞に放射線照射して死滅させる」、「化学(薬物)療法=抗がん剤によりがん細胞を死滅・不活性化」がありますが、これらを補う医療(免疫療法等)を指します。
自分自身が本来持つ免疫力を上げることでガンに立ち向かおうという「免疫療法」は、第四の治療法とも言われ、さまざまな方法に注意が向けられています。

 

当法人の設立趣旨

世界で最も少子超高齢化社会を迎えた現代日本は、年々高齢化の進展に加え、疾病構造の変化、医療の高度化によって、医療費の増加を避けられない状況にあり、一方で自由診療、混合診療の導入により、誰もが安心して診療治療できる医療制度自体が危機に瀕していると言わざるを得ません。
特に三大疾病の一つ、がん治療を始め、補完医療の需要と利用は格段に高まっていますが、その実態は根拠に乏しい民間療法や健康情報に溢れ、その効果や安全性についての科学的検証は未だ成されていないものがほとんどです。
そのため当協会は、免疫療法の世界的権威である、難波宏彰 博士を最高顧問に迎え、全国各地でがん医療を始めとする様々な補完医療のセミナーを開催することで、その薬事効果と安全性を科学的に立証し、国内外の学術団体や医療機関と連携し、補完医療の普及と啓発に寄与するために設立した団体です。